今日は、デントリペアの料金情報です。
料金の算出方法は、基本的に凹みの大きさで決まります。
あとは現場で職人が実際に見て、凹み方、凹みの深さ、凹みの場所、塗装状態、鉄板かアルミか、凹みの裏の状態、凹みか何箇所あるかなどを加味してデントリペアの料金が提示されることが多いと思います。
デントリペア料金の目安
デントリペアの料金を全国的に見ると、
●1cmくらいのヘコミで、8,000円〜
●3〜5cm:20,000円〜30,000円
●5cm以上:25,000円〜40,000円
というところでしょうか?
また2箇所目からは、半額としているところが多いようです。
当社もそうです。
デントリペア料金の内訳
その料金の内訳は?というと、「ほぼ技術料」。
専用工具(デントツール)を使用する以外、部品代も塗装費もいりませんからね〜。
自分の技術だけ、腕一本で勝負する職人の世界です。
特にお客様のお車、一台一台に向きあうデントリペアは、腕の差が出る「一発勝負」。
そういう意味では、日米通算4367安打を放ち、数々の金字塔を打ち立てた米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手が地道に練習を重ねていたこと、「道具を大切にする心」などは、とても共感が持てます。
「デントリペアの料金は、凹みの大きさで決まります」と言いましたが、お客様の計測と実際の技術者の計測とは少し違ってきます。
私どもは、凹みの大きさを計測する場合、ボディの斜めからライトを当て、正確な凹みの「始点」から「終点」を計測します(景色が歪んで見えます)。正面から見ると、1cm程のへこみに見えても、実際にはそれよりも大きい凹みの場合があります。
デントリペアの料金表を見て、「1cmくらいかな〜」と問い合せしてみると、「3cmですね」と言われることもあるのは、この差です。
以下は、実際にお客様から送っていただいた写真です。
ボディの横や斜めからライトを当て、正確な凹みの「始点」から「終点」を見つけます。ここをきちんと見極めて、元の車のラインに戻します。
凹みの「始点」から「終点」までが全くわからない、購入時と変わらないようにする「技術」がデントリペアです。ですから、査定額が下がる心配もありません。
ただし、この「技術」も職人の腕次第です。
家は大工の腕で決まる。
物語のネタをどのように生かすかは、書き手の腕次第。
一度は行ってみたいお寿司屋さん、「銀座 久兵衛」。食べログによると、平均予算¥20,000〜¥30,000。回転寿司の10倍ほど…。寿司職人の腕ですかね〜。
ちなみに、デントリペアは職人よって10倍は変わりませんので(1割〜2割ぐらいではないでしょうか?)、できれば「激安」を謳うところよりは、「腕」のいいところでされることをおすすめいたします。